浅草花やしきのカウントダウン！初詣前にぴったりの年越しイベント

レトロな雰囲気が人気の老舗遊園地「浅草花やしき」。

そんな花やしきでは例年大晦日から元旦にかけてカウントダウンが開催されています。

風情ある浅草で、初詣前にぴったりな年越しイベントに参加し、遊び納めと初遊びを楽しむのはいかがでしょうか？

大きな人気を集める花やしきのカウントダウンイベントについて、去年までのイベント内容を参考に、見どころや遊びどころなどをご紹介します。

浅草花やしきのカウントダウンイベントとは？

浅草花やしきは1853年に開園した日本で最も歴史ある遊園地です。

戦時中に1度閉園し取り壊されたものの、1947年に再び開園。
レトロな風情の漂う古き良き遊園地の雰囲気が人気を集め、今日にいたるまで多くの人々に親しまれ続けています。

そんな花やしきで大晦日から元旦にかけ行われるビッグイベントがカウントダウンです。

花やしきは日や時期、状況などによって閉園時間が異なり、通常時は遅くとも夜21時頃までに閉園となります。
ただし、この日ばかりは特別なスケジュールとなり、通常営業を一旦閉園してから、再度イベントのために開園され、日付をまたぐまでさまざまな特別コンテンツを楽しむことができるのです。

浅草花やしきのカウントダウンの見どころ＆遊びどころ

花やしきのカウントダウンにはここでしか体験できない特別な催しが目白押しです。

近年のイベント内容から、特に押さえておきたい見どころ＆遊びどころをご紹介します。

多数のアトラクションが乗り放題

花やしきのカウントダウンでは、特定のアトラクションの乗り放題が用意されています。
遊べるアトラクションは年によって異なりますが、前年のカウントダウンでは8種が乗り放題の対象でした。

アトラクションの種類も、メリーゴーラウンドやスカイシップ、お化け屋敷など、どのような世代も楽しめる多彩なラインナップになっています。
夜の遊園地で乗るアトラクションは、日中とはまた異なる雰囲気が楽しめるでしょう。

お笑いライブやカウントダウンステージを開催

2019年園内にオープンした「浅草花劇場」は、演劇やライブなどさまざまな催しを行える、花やしきの新しいスポット。
カウントダウンでは、この花劇場においてお笑いライブが開催されました。浅草と言えばお笑いの聖地。

1年の笑い納めをするにはぴったりのイベントですね。また、0時前からは園内のステージで、特別イベントも開催されます。

園内を彩る桜色のイルミネーション

花やしきのイルミネーションと言えば「ルミヤシキ」。桜色の無数のイルミネーションが、咲き乱れる花のように園内を包みます。

ライトアップは特定の日のみのようですが、カウントダウンイベントでは点灯され、年越しのお祝いに華を添えます。

花やしきならではのノスタルジックな雰囲気と桜色のイルミネーションの相性は抜群！ぜひ次回以降もチェックしておきたい大きな見どころです。

年越しイベントの後にそのまま浅草寺へ初詣に行ける！

花やしきのカウントダウンはイベント内容はもちろんのこと、花やしきの立地ならではの魅力もあります。
それは、カウントダウンイベントに参加した後、そのまま初詣に行けるということです。

花やしきは浅草寺のほぼ隣にあり、その距離は目と鼻の先。浅草寺と言えば、都内有数の人気を集める寺院ですよね。

平日も観光客などの多い場所ですが、毎年初詣には境内を埋め尽くすほどの大勢の参拝客で賑わいます。
また、大晦日から元旦にかけては、数多くの屋台が並ぶため、お祭り気分を味わうこともできるでしょう。

花やしきのカウントダウンに参加すれば、年越しまでイベントを満喫し、イベント後は浅草寺で初詣という、とっておきの年越しプランを組み立てることが可能です。

神社やお寺まで遠くてついつい初詣を後回しにしてしまう…という方も、この距離ならすぐにお参りできますね。

浅草花やしきのカウントダウンイベントの参加方法

テーマパークのカウントダウンイベントは、前売りチケットのみ当日券なしというパターンもありますが、花やしきのカウントダウンは当日入場も可能です。

ただし、先に述べた通り、カウントダウンは通常営業後の特別営業になります。

そのため、通常の前売りチケットなどでは入場できないことを注意しておきましょう。
また、お笑いライブなど、入場料とは別に観覧料などがかかる催しがあるため、その点も留意が必要です。

有料イベントの参加費とアトラクション乗り放題・入場料をセットにした前売りチケットなども販売されます。
もし入場者が殺到して規制がかかったとしても、前売りチケットを持っていれば安心です。確実に入りたい方はぜひチェックしてみてください。

浅草花やしきのカウントダウンと一緒に楽しみたい！浅草周辺の年越しイベント

浅草花やしきのカウントダウンは浅草エリアの大晦日の定番です。そしてそのほかにも、浅草周辺にはカウントダウンにちなんだイベントが行われます。ここでは、花やしきのカウントダウンと一緒に楽しみたい、浅草周辺の年越しイベントを紹介します。

東武浅草駅のライティングカウントダウン

2019年の12月31日に初めて開催されたのが、東武浅草駅でのカウントダウンイベントです。東武浅草駅と言えば、松屋浅草も入っている趣深い建物が非常に印象的。浅草のシンボル的スポットの1つです。

イベントの際は、浅草寺の山号やアサヒビールのフラムドールなど、浅草にゆかりのある「金色」にちなみ作られたイベントアイテムの配布などが行われました。

大型ビジョンに地元の人たちが出演した特別映像が映し出され、正面の壁も含めて美しいライティングの演出も。カウントダウンの瞬間を大いに盛り上げました。

スカイツリーの終夜特別点灯

カウントダウンイベントではありませんが、淺草周辺でぜひチェックしておきたいのが東京のシンボルタワー、スカイツリーです。浅草とセットで観光コースに設定されることも多いスポット。浅草からはスカイツリーが非常によく見えます。

スカイツリーでは例年、大晦日に特別な終夜点灯が行われます。年によってカラーやコンセプトは異なりますが、いつもよ一味違うライティングはスペシャル感があり年越し気分が盛り上がりますね。

なお、初日の出が見られる元旦の早朝特別営業などもあります。花やしきのカウントダウンイベントや浅草寺への初詣などとともにコースにして楽しむのもおすすめです。

浅草花やしきのカウントダウンを楽しむためのポイント＆注意点

淺草花やしきの環境や大晦日当日の状況を考えつつ、必要な準備をしておくことで快適にカウントダウンイベントを楽しむことができるでしょう。ここでは、花やしきのカウントダウンにおけるポイントや注意点を紹介します。

寒さ対策はしっかりしておく

浅草花やしきは屋外でのコンテンツが多いカウントダウンイベントです。お笑いステージを行う浅草花劇場や一部のアトラクション以外は基本的に外で行動することになります。

大晦日の夜間ともなれば冷え込みは厳しいでしょう。

場合によっては雪がちらつく可能性も。長時間屋外にいることで体調を崩さないよう、寒さ対策はしっかり行っておくことが大切です。厚手のアウターを着込む、手袋やマフラーなど防寒用アイテムをつける、カイロなどあったかグッズを持参する、さまざまな対策が考えられます。

当日の天気予報もしっかりチェックしながら、屋外でも元気に過ごせるような準備をしましょう。

浅草花やしきのロケーションに合わせたファッションなどを楽しむ

浅草花やしきの大きな魅力はレトロ感溢れる園内のロケーションです。

このロケーションにマッチするようなファッションでカウントダウンイベントに参加するのも楽しみ方の1つでしょう。例えば着物は花やしきの昔ながらの雰囲気にぴったりでしょう。

少しレトロな柄ならなおムードが盛り上がります。初詣には着物で参拝する方も多いので、イベント終了時に浅草寺へのお参りを一緒に計画し、着物でイベントに出掛けるのも良さそうです。

混雑するものという前提で行動する

これは浅草花やしきに限ったことではありませんが、年越しの時間帯はカウントダウンを行うスポット周辺はどこも混みやすくなります。花やしきからほど近い浅草寺は都内でも特に人出の多い初詣スポットで、0時前から未明まで深夜の時間帯も例年混み合います。

参拝まで数時間行列に並ぶことは普通です。混雑を避ける方法はなく、ひたすら並ぶしかありません。このような状況を予め前提とした上で移動計画を立てることが大切です。
混雑してなかなか移動し辛い状況でも予定が狂わないよう、始めから時間に余裕を見てスケジュールを組みましょう。

浅草花やしきまでのアクセス

浅草花やしきは台東区浅草にあります。最寄り駅は各線「浅草駅」です。

ただし、駅名は同じでも路線によって駅の場所が大きく異なるので注意が必要です。つくばエクスプレスは国際通り近くにあり、花やしきまで徒歩3分ほどです。

東京メトロと都営地下鉄は雷門通り近辺にあり、花やしきまで徒歩5分ほど。

馬車通り沿いにあるスカイツリーラインからも徒歩5分ほどです。
徒歩の時間はどの駅も5分以内ですが、方向が全く別々なので、アクセスの際は駅の場所を間違わないよう気を付けましょう。

なお、花やしきに専用駐車場はないので、車でアクセスする場合は近隣の駐車場を利用する必要があります。

まとめ

浅草花やしきのカウントダウンは、花やしきらしさをたっぷり詰め込んだイベントです。

レトロなロケーションとファンタジックなイルミネーションに囲まれて過ごす年越しは、きっと特別なものになるはず。

また、浅草寺にも近いので、初詣前のイベントとしてぴったりですね。ぜひこの記事を参考に、花やしきと浅草寺を巡るカウントダウンプランを計画してみてはいかがでしょうか？